入門初級2026/2/27分で読める

アルトコインとは?主要な種類と特徴を紹介

ビットコイン以外の暗号通貨「アルトコイン」の主な種類、特徴、投資する際の注意点を初心者向けに解説。イーサリアム、リップルなど主要銘柄も紹介します。

この記事のポイント

  • アルトコインはビットコイン以外の暗号通貨の総称で、数万種類以上が存在する
  • プラットフォーム系、決済系、DeFi系、ステーブルコイン、ミームコインなど多様なカテゴリーがある
  • 高リターンの可能性がある一方、詐欺リスクや流動性リスクがビットコインより高い
  • 投資前にはホワイトペーパー、開発チーム、コミュニティの質を徹底調査することが重要

アルトコインとは

アルトコイン(Alternative Coin)とは、ビットコイン以外のすべての暗号通貨の総称です。2025年時点で数万種類以上のアルトコインが存在しており、それぞれが異なる技術、目的、ユースケースを持っています。イーサリアムやリップル(XRP)、カルダノ(ADA)などの有名なプロジェクトから、ほとんど知られていないマイナーなトークンまで、その範囲は非常に広いです。

アルトコインの多くは、ビットコインの限界を克服したり、ビットコインにはない新しい機能を提供したりすることを目指しています。例えば、より高速な取引処理、より低い手数料、スマートコントラクト機能、プライバシー保護などが主な差別化ポイントとなっています。

ポイント

「アルトコイン」という名称は「Alternative(代替の)Coin」の略で、ビットコインの代替となる暗号通貨という意味です。イーサリアムも技術的にはアルトコインに分類されます。

主要なアルトコインの種類

アルトコインはいくつかのカテゴリーに分類できます。まず「プラットフォーム系」として、スマートコントラクトを実行できるイーサリアム、Solana、Cardano、Avalancheなどがあります。これらは分散型アプリケーション(dApps)を構築するための基盤を提供しています。

「決済・送金系」には、国際送金に特化したXRP(リップル)、日常決済を目指すLitecoin、高速取引のStellar(XLM)などがあります。「DeFi系」にはUniswap(UNI)、Aave(AAVE)、Chainlink(LINK)など、分散型金融エコシステムを支えるトークンが含まれます。

「ステーブルコイン」は米ドルなどの法定通貨に価値をペッグ(連動)させた暗号通貨で、USDT(テザー)やUSDC(USDコイン)が代表的です。価格が安定しているため、暗号通貨市場内での取引の基軸通貨として広く使われています。また、「ミームコイン」と呼ばれるDogecoinやShiba Inuなど、インターネットミームから生まれたトークンも存在し、コミュニティの支持によって大きな時価総額を持つ場合もあります。

  • プラットフォーム系:ETH、SOL、ADA、AVAX(スマートコントラクト基盤)
  • 決済・送金系:XRP、LTC、XLM(高速・低コストな送金)
  • DeFi系:UNI、AAVE、LINK(分散型金融のインフラ)
  • ステーブルコイン:USDT、USDC、DAI(価格安定型トークン)
  • ミームコイン:DOGE、SHIB(コミュニティ主導型トークン)

アルトコイン投資のメリット

アルトコインに投資する最大のメリットは、ビットコインよりも高いリターンを得られる可能性があることです。時価総額が小さいアルトコインは、ビットコインと比較して価格の上昇余地が大きく、短期間で数倍から数十倍になるケースもあります。2021年のSolanaやPolygonの急騰はその好例です。

また、アルトコインに投資することで、暗号通貨ポートフォリオの分散を図ることができます。ビットコインだけに集中投資するよりも、異なる目的やテクノロジーを持つ複数のアルトコインに分散投資することで、リスクを軽減できる場合があります。

さらに、新しいテクノロジーや産業トレンドに早い段階から参加できるという魅力もあります。DeFi、NFT、メタバース、AI関連など、暗号通貨のイノベーションの多くはアルトコインエコシステムから生まれています。

アルトコイン投資のリスクと注意点

アルトコインはビットコインよりもリスクが高い傾向があります。流動性が低く、価格操作の対象になりやすいほか、プロジェクトが開発を中止して無価値になるケースも少なくありません。過去には上位にランクインしていたアルトコインが、数年後に価値を大幅に失った例が数多くあります。

詐欺的なプロジェクト(スキャム)も大きなリスクです。「ラグプル」と呼ばれる手口では、開発者がプロジェクトを立ち上げて資金を集めた後、突然プロジェクトを放棄して資金を持ち逃げします。ホワイトペーパー(技術文書)や開発チームの経歴を確認し、過度に高いリターンを謳うプロジェクトには警戒しましょう。

初心者がアルトコインに投資する際は、まず時価総額の大きな主要銘柄から始めることをおすすめします。時価総額が大きいほど流動性が高く、詐欺リスクも相対的に低くなります。ポートフォリオの大部分をビットコインとイーサリアムで構成し、アルトコインは少額から探索するのが賢明な戦略です。

注意

「ラグプル」詐欺に注意してください。匿名の開発チーム、非現実的な高利回りの約束、ロックされていない流動性プールは、詐欺プロジェクトの典型的な危険信号です。

アルトコインの調査方法

アルトコインに投資する前に、プロジェクトの調査(DYOR: Do Your Own Research)を徹底しましょう。まずホワイトペーパーを読み、プロジェクトが解決しようとしている問題と技術的なアプローチを理解します。開発チームのメンバーの経歴やこれまでの実績も確認しましょう。

CoinGeckoやCoinMarketCapなどの情報サイトで時価総額、取引量、価格推移を確認し、GitHubでコードの更新頻度を調べるのも有効です。活発に開発が行われているプロジェクトは、コミットの頻度やコントリビューターの数が多い傾向があります。

コミュニティの質も重要な判断材料です。Twitter(X)、Discord、Telegramなどで活発な議論が行われ、建設的なコミュニティが形成されているプロジェクトは信頼性が高いと言えます。過度な価格予想や投機的な話題ばかりのコミュニティには注意が必要です。

  1. 1ホワイトペーパーを読んでプロジェクトの目的と技術を理解する
  2. 2開発チームの経歴と実績を調べる
  3. 3CoinGeckoで時価総額・取引量・価格推移を確認する
  4. 4GitHubでコードの更新頻度を確認する
  5. 5SNSやDiscordでコミュニティの質を評価する
ヒント

CoinGeckoやCoinMarketCapのプロジェクトページには、公式サイト、ホワイトペーパー、GitHubリポジトリ、SNSアカウントへのリンクがまとまっており、調査の出発点として便利です。

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