暗号通貨用語集

ビットコイン・DeFi・NFTなど暗号通貨の重要用語をわかりやすく解説。全500語。

英数字

51%攻撃
ネットワークの計算能力の過半数を掌握し、不正な取引承認や二重支払いを行う攻撃。PoWチェーンが対象。
ABI
Application Binary Interface。スマートコントラクトの関数やデータ構造の仕様を定義したJSON形式のインターフェース。
Alpha
市場に広まる前の有利な情報や投資機会。「Alpha情報を掴んだ」など、収益につながる優位性を意味する。
Altseason
アルトコインがビットコインを上回るパフォーマンスを示す期間。BTC dominanceの低下が目安。
AMA
Ask Me Anything。プロジェクトチームがコミュニティの質問に答えるオンラインQ&Aイベント。
AML
Anti-Money Laundering(マネーロンダリング対策)。暗号資産取引所に義務付けられている違法資金の検出・防止施策。
AMM
Automated Market Maker(自動マーケットメイカー)。オーダーブックを使わず、数式に基づいて価格を決定するDEXの仕組み。Uniswapが代表例。
API
Application Programming Interface。取引所やブロックチェーンのデータにプログラムからアクセスするための仕組み。自動売買ボットなどに使用。
APR
Annual Percentage Rate(年間利率)。DeFiでの利回りを単利ベースで表した数値。
APY
Annual Percentage Yield(年間利回り)。複利を含めた年間利回り。DeFiのステーキング報酬などで使われる。
ASIC
Application-Specific Integrated Circuit。特定の暗号アルゴリズムに特化したマイニング専用チップ。GPUより高効率だが汎用性がない。
ATH
All-Time High。過去最高値のこと。
ATL
All-Time Low。過去最安値のこと。
BaaS
Blockchain as a Service。クラウド上でブロックチェーン環境を提供するサービス。AWS、Azure等が展開。
BEP-20
BNB Smart Chain上でトークンを発行するための標準規格。ERC-20のBSC版。
BIP
Bitcoin Improvement Proposal。ビットコインの技術的改善を提案する文書。BIP-39(シードフレーズ)などが有名。
Bitcoin Dominance
暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割合。BTC.Dとも表記。50%超が目安。
Blob
EIP-4844で導入されたデータ格納形式。L2のトランザクションデータを安価にL1に投稿するために使用される。
Block Time
新しいブロックが生成される平均時間。ビットコインは約10分、イーサリアムは約12秒。
Bonding Curve
トークンの供給量に応じて価格が自動的に変化する数学的曲線。供給が増えるほど価格が上昇する仕組み。
BRC-20
ビットコインのOrdinals技術を利用したトークン標準。ビットコインブロックチェーン上でトークンを発行可能にする。
BTC
ビットコインの通貨単位・ティッカーシンボル。暗号資産の基軸通貨。
BTFD
Buy The F***ing Dip。価格が急落した時に買うべきという強気の投資スタンスを表すスラング。
Burn Rate
トークンが焼却(バーン)される速度。EIP-1559以降、イーサリアムのベースフィーがバーンされる。
CBDC
Central Bank Digital Currency(中央銀行デジタル通貨)。中央銀行が発行するデジタル法定通貨。日本ではデジタル円が検討中。
CeFi
Centralized Finance(中央集権型金融)。中央管理者のある暗号資産金融サービス。取引所のレンディングなどが該当。DeFiの対義語。
CEX
Centralized Exchange(中央集権型取引所)。企業が管理する暗号資産取引所。bitFlyer、Coincheck、Binanceなど。
Circulating Supply
流通供給量。市場で実際に取引可能なトークンの枚数。時価総額の計算に使用される。
Cold Storage
暗号資産をオフライン環境で保管すること。ハードウェアウォレットやペーパーウォレットが該当。
Confirmation
トランザクションがブロックに含まれ、後続ブロックが追加された回数。確認数が多いほど取消しが困難になる。
CPI
Consumer Price Index(消費者物価指数)。インフレ指標として暗号資産市場にも影響を与える経済指標。
DA
Data Availability(データ可用性)。ブロックチェーンのデータが参加者全員に利用可能であることの保証。Celestiaなどが専門レイヤーを提供。
DAG
Directed Acyclic Graph(有向非巡回グラフ)。ブロックチェーンの代替となるデータ構造。IOTA、Hedera等が採用。
DAO
Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)。スマートコントラクトとトークン投票で運営されるコミュニティ組織。
DApps
Decentralized Applications(分散型アプリケーション)。ブロックチェーン上で動作するアプリの総称。
DCA
Dollar Cost Averaging(ドルコスト平均法)。毎月一定額を購入することで、価格変動リスクを分散する投資手法。
DeFi
Decentralized Finance(分散型金融)。銀行などの中央機関を介さずスマートコントラクトで金融サービスを提供する仕組み。
DeFi 2.0
初期DeFiの課題(傭兵的流動性、資本効率)を解決する次世代プロトコル。プロトコル所有流動性(POL)などの概念。
DePIN
Decentralized Physical Infrastructure Networks。物理的インフラ(通信・ストレージ等)を分散型で構築・運用するプロジェクト。
DEX
Decentralized Exchange(分散型取引所)。中央管理者なしにスマートコントラクトで暗号資産を交換できる取引所。Uniswap、SushiSwapなど。
DEX Aggregator
複数のDEXを横断して最適な交換レートを見つけるサービス。1inch、Paraswapなどが代表例。
Diamond Hands
価格が大きく下落しても売らずに握り続ける投資家を称えるスラング。Paper Handsの対義語。
DID
Decentralized Identifier(分散型識別子)。ブロックチェーン上で管理される自己主権型のデジタルID。
DLT
Distributed Ledger Technology(分散型台帳技術)。複数のノードで同じデータを共有・管理する技術の総称。ブロックチェーンはDLTの一種。
dPoS
Delegated Proof of Stake。トークン保有者が代表者(デリゲート)を選出し、その代表者がブロックを生成する合意アルゴリズム。
Dump
大量の売り注文により価格が急落すること。パンプ&ダンプの「ダンプ」にあたる。
DYOR
Do Your Own Research。投資判断は自分で調べて行うべきという暗号資産コミュニティの格言。
EIP
Ethereum Improvement Proposal。イーサリアムの技術的改善を提案する文書。EIP-1559(手数料バーン)などが有名。
EIP-1559
イーサリアムの手数料改善提案。基本手数料のバーン(焼却)を導入し、ETHをデフレ資産に近づけた。
EIP-4844
Proto-Danksharding。Blobトランザクションを導入し、L2のデータ投稿コストを大幅に削減した提案。
ENS
Ethereum Name Service。長いイーサリアムアドレスを「name.eth」のような読みやすい名前に変換するサービス。
EOA
Externally Owned Account。秘密鍵で制御されるイーサリアムの通常アカウント。コントラクトアカウントと対比される。
Epoch
ブロックチェーンにおける一定期間の単位。イーサリアムでは32スロット(約6.4分)が1エポック。
ERC-1155
FT(代替性トークン)とNFT(非代替性トークン)を一つの規格で扱えるマルチトークン標準。ゲーム内アイテムに多用。
ERC-20
イーサリアム上でトークンを発行するための標準規格。ほとんどのDeFiトークンがこの規格に準拠している。
ERC-4337
Account Abstraction(アカウント抽象化)の標準規格。ウォレットにスマートコントラクト機能を持たせ、UXを改善する。
ERC-721
NFTを発行するためのイーサリアム標準規格。各トークンが一意で代替不可能。
ETF
Exchange-Traded Fund(上場投資信託)。ビットコインETFの承認により、証券口座から暗号資産に投資可能に。
ETH
イーサリアムの通貨単位・ティッカーシンボル。スマートコントラクトプラットフォームの基軸通貨。
EVM
Ethereum Virtual Machine(イーサリアム仮想マシン)。スマートコントラクトを実行する環境。多くのL1チェーンがEVM互換。
Exploit
スマートコントラクトやプロトコルの脆弱性を突いた攻撃。数億ドル規模の被害が発生する場合もある。
FATF
Financial Action Task Force(金融活動作業部会)。マネロン対策の国際基準を策定する国際機関。暗号資産規制にも影響。
Faucet
テストネットの暗号資産を無料で配布するサービス。開発者がテスト用トークンを入手するために利用する。
FDV
Fully Diluted Valuation(完全希薄化後時価総額)。全トークンが流通した場合の想定時価総額。投資判断の指標。
Fee Market
ブロックスペースを巡ってユーザーが手数料を競うメカニズム。混雑時はガス代が急騰する。
Finality
トランザクションが確定し、取り消し不可能になる状態。PoSチェーンは比較的早くファイナリティに達する。
FOMO
Fear Of Missing Out。価格が急騰しているときに乗り遅れへの恐怖から衝動的に買ってしまう心理状態。
Fork
ブロックチェーンが分岐すること。後方互換性のあるソフトフォークと、互換性のないハードフォークがある。
Front-running
未確定のトランザクション情報を先読みして利益を得る行為。MEVの一種で、DEXでよく問題になる。
FT
Fungible Token(代替性トークン)。同種のトークン同士が互いに交換可能なトークン。ERC-20トークンなど。
FUD
Fear, Uncertainty, Doubt(恐怖・不安・疑念)。市場を不安にさせる否定的な情報や噂のこと。
GameFi
Game + Financeの造語。ゲームをプレイして暗号資産を稼ぐ仕組み。Play-to-Earnとも呼ばれる。
Gas
イーサリアム等でトランザクション実行に必要な計算コストの単位。Gas量 × Gas価格(Gwei)= 手数料。
Gas War
人気のNFTミントやトークンセール時に参加者がガス代を競い上げる現象。ネットワーク全体の手数料が高騰する。
Genesis Block
ブロックチェーンの最初のブロック(ブロック0)。ビットコインは2009年1月3日に生成された。
GM
Good Morning。暗号資産コミュニティでの挨拶。SNSやDiscordで毎朝使われる文化。
Governance
プロトコルの運営方針・パラメータ変更をトークン保有者の投票で決定する仕組み。オンチェーン/オフチェーン型がある。
Gwei
イーサリアムのガス代の単位。1 ETH = 10^9 Gwei。ガス価格の表示に使われる。
Hard Cap
トークンの最大発行上限数。ビットコインは2,100万BTCが上限。またはICOの最大調達目標額。
HODL
「Hold On for Dear Life」の略。価格が下落しても売らずに長期保有する戦略・姿勢のこと。元はタイポが語源。
Honeypot
購入はできるが売却できないように設計された悪意あるトークン。スキャムの一種。
IBC
Inter-Blockchain Communication。Cosmosエコシステムのチェーン間通信プロトコル。異なるチェーン間で資産やデータを転送。
ICO
Initial Coin Offering(新規コイン公開)。プロジェクトが資金調達のためにトークンを販売するイベント。
IDO
Initial DEX Offering。DEX上で行われるトークンの初回販売。ICOより分散的な資金調達方法。
IEO
Initial Exchange Offering。CEX(中央集権型取引所)が仲介するトークン販売。取引所の審査を経るためICOより信頼性が高い。
Inscription
ブロックチェーン上にデータを直接書き込む技術。ビットコインのOrdinalsで注目され、BRC-20トークンの基盤となる。
Interoperability
異なるブロックチェーン間でデータや価値を相互運用できる能力。クロスチェーン技術の目標。
IPFS
InterPlanetary File System。分散型のファイル保存・共有システム。NFTのメタデータ保存などに利用される。
Isolated Margin
特定のポジションにのみ証拠金を割り当てるマージン方式。損失がそのポジションに限定される。
JSON-RPC
ブロックチェーンノードとの通信に使われるプロトコル。ウォレットやDAppsがノードにリクエストを送る標準的な方式。
KOL
Key Opinion Leader。暗号資産分野で影響力を持つインフルエンサーや専門家。
KYC
Know Your Customer(本人確認)。取引所がユーザーの身元を確認する手続き。法規制により義務化。
L1
Layer 1の略。ビットコイン・イーサリアム・Solanaなどの基盤ブロックチェーン。
L2
Layer 2の略。L1の処理能力を補完するスケーリングソリューション。Arbitrum、Optimismなど。
L3
Layer 3の略。L2の上に構築されるアプリケーション特化レイヤー。特定のDAppsに最適化された環境を提供。
LFG
Let's F***ing Go。価格上昇やプロジェクト進展に対する興奮を表すスラング。
Liquidity Mining
DEXに流動性を提供する対価としてガバナンストークン等の報酬を受け取る仕組み。2020年のDeFi Summerで流行。
LP Token
Liquidity Provider Token。DEXに流動性を提供した証として受け取るトークン。預入資産の引き出しに必要。
LST
Liquid Staking Token。リキッドステーキングで発行される代替トークン。stETH、rETHなどが代表例。
MACD
Moving Average Convergence Divergence。2本の移動平均線の差を利用したテクニカル指標。トレンドの転換を捉える。
Maker/Taker
取引所での注文の役割。Makerは板に注文を出して流動性を提供し、Takerは既存の注文を約定させる。手数料が異なる。
Market Depth
オーダーブックの各価格帯における注文量。市場の流動性と厚みを視覚化する指標。
Max Supply
トークンの最大発行上限。ビットコインは2,100万枚。上限がないトークン(ETH等)もある。
Merkle Tree
データの整合性を効率的に検証するためのハッシュ木構造。ブロックチェーンのトランザクション検証に使用。
MEV
Maximal Extractable Value。ブロック内のトランザクション順序を操作して得られる利益。フロントランニングなどの問題を引き起こす。
MPC
Multi-Party Computation(マルチパーティ計算)。秘密鍵を複数の断片に分割して管理するウォレット技術。単一障害点を排除。
NFT
Non-Fungible Token(非代替性トークン)。ブロックチェーン上でデジタルコンテンツの所有権を証明できるトークン。
NGMI
Not Gonna Make It。悪い投資判断をした人に対して使われるスラング。WAGMIの反対語。
Off-ramp
暗号資産を法定通貨に換金する手段・サービス。取引所での売却やATMでの出金など。
On-ramp
法定通貨で暗号資産を購入する手段・サービス。取引所での購入やクレジットカード決済など。
Option
将来の特定時点に一定価格で暗号資産を売買する権利。コール(買う権利)とプット(売る権利)がある。
Ordinals
ビットコインの個々のsatoshiに番号を付け、データを刻む技術。ビットコイン上でのNFT的な活用を可能にした。
OTC
Over The Counter(店頭取引)。取引所を介さず当事者間で直接行う大口取引。価格への影響を抑えられる。
P2E
Play to Earn。ゲームをプレイして暗号資産を稼ぐモデル。Axie Infinityが先駆け。
P2P
Peer to Peer。中央サーバーを介さず、参加者同士が直接通信・取引する方式。ブロックチェーンの基盤技術。
Paper Hands
小さな価格下落で売却してしまう忍耐力のない投資家を揶揄するスラング。Diamond Handsの対義語。
Parachain
Polkadotエコシステムの並列チェーン。リレーチェーンに接続して相互運用性とセキュリティを共有する。
Perps
Perpetual Futures(無期限先物)。満期日のない先物契約。Funding Rateで現物価格との乖離を調整。
PFP
Profile Picture。SNSのプロフィール画像に使うNFTアート。Bored Ape、CryptoPunksなどが代表例。
PoA
Proof of Authority。承認された検証者(バリデータ)のみがブロックを生成する合意アルゴリズム。プライベートチェーンで使用。
PoH
Proof of History。Solanaが採用する合意メカニズム。時間の経過を暗号学的に証明し、高速処理を実現。
PoS
Proof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク)。保有量に応じてブロック生成権を得る合意アルゴリズム。イーサリアムが採用。
PoW
Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)。計算作業(マイニング)によりブロックを生成する合意アルゴリズム。ビットコインが採用。
Rebase Token
供給量を自動的に調整して価格を一定に保つよう設計されたトークン。全ウォレットの残高が定期的に変動する。
Reentrancy
スマートコントラクトの関数を再帰的に呼び出す脆弱性。The DAO事件(2016年)の原因。
Relay Chain
Polkadotの中核チェーン。パラチェーン間の通信とセキュリティの共有を管理する。
ROI
Return on Investment(投資収益率)。投資額に対する利益の割合。(利益 ÷ 投資額)× 100で算出。
RSI
Relative Strength Index(相対力指数)。0〜100の数値で買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標。
RWA
Real World Assets(現実世界の資産)。不動産・債券・金などをトークン化してブロックチェーン上で取引可能にする概念。
SBT
Soulbound Token。譲渡不可能なNFT。資格証明・学歴・経歴などデジタルアイデンティティに活用。
SDK
Software Development Kit。ブロックチェーンアプリケーション開発用のツールキット。Cosmos SDK等が有名。
Slashing
PoSチェーンで不正行為や怠慢を行ったバリデーターのステーキング資産を没収するペナルティ制度。
Smart Account
ERC-4337に基づくスマートコントラクトウォレット。ガス代代払い、バッチ処理、ソーシャルリカバリーなどを実現。
Soft Cap
トークンセールの最低目標調達額。この金額に達しないと資金が返還される場合がある。
Soft Fork
後方互換性のあるブロックチェーンのアップグレード。旧バージョンのノードも動作し続ける。SegWitが代表例。
Solidity
イーサリアムのスマートコントラクト開発言語。JavaScriptに似た文法で最も広く使われている。
SPL
Solana Program Library。Solanaブロックチェーン上のトークン標準。SPLトークンはSolana版のERC-20。
STO
Security Token Offering。有価証券としてのトークンを発行する資金調達方法。ICOより規制に準拠。
Total Supply
現在発行されているトークンの総数。バーン済みのものを除く。Circulating Supply(流通量)とは異なる。
TPS
Transactions Per Second。1秒あたりに処理できるトランザクション数。ブロックチェーンの性能指標。
TradFi
Traditional Finance(伝統的金融)。銀行・証券会社など既存の金融システム。DeFiと対比して使われる。
Trustless
信頼の必要がないシステムの性質。ブロックチェーンは第三者を信頼せずに取引を検証できる。
TVL
Total Value Locked。DeFiプロトコルに預けられた資産の総額。プロトコルの人気度や信頼度の指標。
Unlock
ベスティング期間の経過やロック解除によりトークンが移動可能になること。大量アンロックは売り圧力の要因。
UTXO
Unspent Transaction Output。ビットコインで使用される残高管理モデル。使われていないトランザクション出力の集合。
Vault
DeFiにおける資産預入契約。利回り自動最適化や特定の戦略実行を行うスマートコントラクト。Yearn等。
Volume
一定期間の取引量。市場の活発さと流動性を示す指標。出来高とも呼ばれる。
WAGMI
We're All Gonna Make It。暗号資産コミュニティで成功への楽観的な信念を表すスラング。
WBTC
Wrapped Bitcoin。イーサリアム上でビットコインを1:1で表現するERC-20トークン。DeFiでBTCを使用可能にする。
Web3
ブロックチェーンを基盤とした分散型インターネットの概念。ユーザーがデータの所有権を持つ次世代ウェブ。
Wei
イーサリアムの最小通貨単位。1 ETH = 10^18 Wei。ガス代の計算に使われる。
WL
Whitelist(ホワイトリスト)。NFTの優先購入権やトークンセールへの参加資格リスト。ALとも呼ばれる。
X to Earn
何らかの行動をして暗号資産を稼ぐモデルの総称。Play-to-Earn、Move-to-Earn、Learn-to-Earnなど。
Yield
投資に対する利回り・収益率。DeFiではAPRやAPYで表されることが多い。
zk-Rollup
ゼロ知識証明を使ってL1にデータを圧縮して記録するL2スケーリング技術。zkSync、StarkNetが代表例。
ZK-SNARK
Zero-Knowledge Succinct Non-Interactive Argument of Knowledge。検証が高速だが初期セットアップが必要なゼロ知識証明技術。
ZK-STARK
Zero-Knowledge Scalable Transparent Argument of Knowledge。トラステッドセットアップ不要のゼロ知識証明技術。量子耐性を持つ。
ZKP
Zero-Knowledge Proof(ゼロ知識証明)。情報を開示せずにその正しさを証明する暗号技術。プライバシー保護やスケーリングに活用。

ア

アービトラージ(あーびとらーじ)
複数取引所間の価格差を利用して利益を得る取引手法。裁定取引とも呼ばれる。
アカウント(あかうんと)
ブロックチェーン上のユーザーアドレス。イーサリアムではEOA(外部所有アカウント)とコントラクトアカウントの2種類がある。
アカウントアブストラクション(あかうんとあぶすとらくしょん)
ウォレットにスマートコントラクト機能を持たせ、ガス代の代理支払いやソーシャルリカバリーを可能にする技術。
アグリゲーター(あぐりげーたー)
複数のサービスを集約して最適な結果を提供するツール。DEXアグリゲーター(1inch等)が代表的。
上げ相場(あげそうば)
価格が継続的に上昇している市場状態。ブルマーケットとも呼ばれる。
アセットアロケーション(あせっとあろけーしょん)
投資資金をBTC・ETH・ステーブルコインなど複数の資産クラスに分散配分する戦略。
アセットマネジメント(あせっとまねじめんと)
暗号資産の運用・管理を行うサービスや手法。ポートフォリオ全体の最適化を目指す。
アトミックスワップ(あとみっくすわっぷ)
異なるブロックチェーン間で仲介者なしにトークンを交換する技術。ハッシュタイムロックを使用。
アドレス(あどれす)
ブロックチェーン上の送受信先を示す文字列。銀行口座番号に相当する。
アルゴリズム取引(あるごりずむとりひき)
プログラムが自動的に市場分析と売買を行うトレード手法。ボットトレードとも呼ばれる。
アルトコイン(あるとこいん)
ビットコイン以外のすべての暗号資産の総称。ETH、SOL、XRPなどが含まれる。
暗号化(あんごうか)
データを第三者が読めない形式に変換すること。公開鍵暗号方式がブロックチェーンの基盤技術。
暗号資産(あんごうしさん)
暗号技術を用いたデジタル資産の法律上の正式名称。以前は「仮想通貨」と呼ばれていた。
アンステーキング(あんすてーきんぐ)
ステーキングしていたトークンのロックを解除すること。多くのチェーンで引き出しに数日〜数週間かかる。

イ

イーサリアム(いーさりあむ)
スマートコントラクトを実行できる世界最大のブロックチェーンプラットフォーム。2022年にPoSへ移行(The Merge)。
イーサリアムキラー(いーさりあむきらー)
イーサリアムの課題を解決すると主張するL1チェーンの総称。Solana、Avalanche、Cardanoなど。
イールドアグリゲーター(いーるどあぐりげーたー)
複数のDeFiプロトコルを自動で切り替え、最適な利回りを追求するサービス。Yearn Financeが代表例。
イールドファーミング(いーるどふぁーみんぐ)
DeFiプロトコルに流動性を提供し、報酬トークンを得る仕組み。
板取引(いたとりひき)
買い注文と売り注文が並ぶオーダーブック形式の取引方法。販売所より手数料が安い。
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)
日本発のテクニカル指標。転換線・基準線・雲(先行スパン)等5本の線で相場の均衡を分析する。
移動平均線(いどうへいきんせん)
一定期間の価格平均を繋いだテクニカル指標。トレンドの方向性を把握するのに使われる。
陰線(いんせん)
ローソク足チャートで終値が始値より低い(下落した)足。通常は赤や青で表示される。
インパーマネントロス(いんぱーまねんとろす)
流動性プールに預けた資産が、単純保有に比べて価値が減少する現象。価格変動が大きいほど損失が増える。
インフレーション(いんふれーしょん)
暗号資産では新規発行によりトークン供給量が増加すること。インフレ率が高いと希薄化が起こる。

ウ

ウォッシュトレーディング(うぉっしゅとれーでぃんぐ)
同一人物が売り手と買い手の両方を演じて取引量を水増しする不正行為。NFT市場で問題視。
ウォッチリスト(うぉっちりすと)
監視対象のコインや銘柄をまとめたリスト。取引所やポートフォリオアプリで管理できる。
ウォレット(うぉれっと)
暗号資産を管理するためのソフトウェアまたはハードウェア。秘密鍵を安全に保管する。
売り板(うりいた)
オーダーブックの売り注文の一覧。価格が安い順に並び、買い手がマッチングされる。

エ

エアドロップ(えあどろっぷ)
プロジェクトがトークンを無料で配布すること。コミュニティ拡大や認知向上を目的とする。
エコシステム(えこしすてむ)
ブロックチェーンを中心とした関連プロジェクト・サービス・コミュニティの総体。
エスクロー(えすくろー)
取引の安全を保証するために第三者が資金を一時預かる仕組み。スマートコントラクトで自動化可能。
エポック(えぽっく)
ブロックチェーンで使われる時間的区切り。バリデーターの入れ替えや報酬計算の単位として機能する。
円建て(えんだて)
日本円を基準にした価格表示。暗号資産の価格をJPYで評価すること。

オ

追証(おいしょう)
レバレッジ取引で証拠金が不足した際に追加の入金を求められること。マージンコールとも呼ばれる。
大口投資家(おおぐちとうしか)
大量の暗号資産を売買する個人または機関投資家。クジラとも呼ばれ、市場に大きな影響を与える。
オーダーブック(おーだーぶっく)
取引所における売買注文の一覧表。買い注文(Bid)と売り注文(Ask)が価格順に並ぶ。
オーバーレバレッジ(おーばーればれっじ)
過度なレバレッジをかけた取引状態。小さな価格変動でロスカットされるリスクが高い。
大暴落(おおぼうらく)
価格が短期間で大幅に下落すること。暗号資産は30%以上の暴落が珍しくない。クラッシュとも呼ばれる。
億り人(おくりびと)
暗号資産投資で1億円以上の資産を築いた人。2017年のバブルで多く生まれた日本独自のスラング。
押し目買い(おしめがい)
上昇トレンド中の一時的な価格下落時に購入すること。BTFDと同義。
オフチェーン(おふちぇーん)
ブロックチェーンの外部で行われる取引やデータ処理。処理速度向上やコスト削減が目的。
オプティミスティックロールアップ(おぷてぃみすてぃっくろーるあっぷ)
不正がないことを前提としてトランザクションを処理するL2技術。Optimism、Arbitrumが代表例。
オフランプ(おふらんぷ)
暗号資産から法定通貨に換金する手段。取引所での売却、ビットコインATMでの出金など。
オラクル(おらくる)
スマートコントラクトに外部データ(価格・天気など)を提供する仕組み。Chainlinkが代表例。
オンチェーン(おんちぇーん)
ブロックチェーン上に直接記録される取引やデータ。透明性が高く改ざん不可。
オンチェーン分析(おんちぇーんぶんせき)
ブロックチェーンの公開データを分析して市場動向やクジラの動きを把握する手法。
オンランプ(おんらんぷ)
法定通貨から暗号資産を購入する手段。取引所での購入、クレジットカード決済など。

カ

買い板(かいいた)
オーダーブックの買い注文の一覧。価格が高い順に並び、売り手がマッチングされる。
乖離率(かいりりつ)
現在価格と移動平均線との差をパーセントで表した指標。大きく乖離すると回帰する傾向がある。
カウンターパーティリスク(かうんたーぱーてぃりすく)
取引相手が債務不履行に陥るリスク。CEXの破綻(FTX事件など)がこのリスクの典型例。
価格操作(かかくそうさ)
意図的に市場価格を操作する違法行為。パンプ&ダンプ、ウォッシュトレーディングなどが該当。
価格発見(かかくはっけん)
市場メカニズムを通じて資産の適正価格が形成されるプロセス。取引量が多い市場ほど効率的。
確定申告(かくていしんこく)
暗号資産の売却益は雑所得として確定申告が必要。年間20万円超の利益で申告義務が発生(給与所得者)。
貸暗号資産(かしあんごうしさん)
保有する暗号資産を取引所やプロトコルに貸し出して利息を受け取るサービス。レンディングとも呼ばれる。
カストディ(かすとでぃ)
暗号資産の保管・管理サービス。取引所が顧客資産を預かる形態をカストディアルと呼ぶ。
仮想通貨(かそうつうか)
暗号技術を用いたデジタル通貨の総称。日本では法律上「暗号資産」が正式名称。
管理者権限(かんりしゃけんげん)
スマートコントラクトの所有者が持つ特別な操作権限。悪用されるリスクがあり、監査で重点的にチェックされる。

ガ

ガス代(がすだい)
イーサリアムネットワークでトランザクションを処理する際に支払う手数料。ネットワーク混雑時に上昇する。
ガスリミット(がすりみっと)
トランザクションに使用できるガスの上限値。複雑なスマートコントラクトほど多くのガスが必要。
ガバナンス(がばなんす)
プロトコルの運営方針や変更を決定する仕組み。トークン保有者による投票で意思決定される。
ガバナンス攻撃(がばなんすこうげき)
大量のガバナンストークンを取得して悪意ある提案を可決する攻撃。フラッシュローンと組み合わされることが多い。
ガバナンストークン(がばなんすとーくん)
プロトコルの意思決定(投票)に参加できる権利を持つトークン。

キ

機関投資家(きかんとうしか)
ファンド・年金・銀行など組織として投資を行う大口投資家。参入が市場成熟の指標とされる。
キャピタルゲイン(きゃぴたるげいん)
資産の値上がりによって得られる利益。暗号資産の売却益はキャピタルゲインに該当。
キャンドルスティック(きゃんどるすてぃっく)
ローソク足チャートのこと。始値・高値・安値・終値の4つの情報を1本の足で表現する。
金融庁(きんゆうちょう)
日本の暗号資産規制を管轄する政府機関。暗号資産交換業者の登録や監督を行う。

ギ

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)
指定した価格に到達した時点で成行注文を発動させる注文方式。ストップロスに使用される。

ク

草コイン(くさこいん)
時価総額が非常に小さく知名度の低い暗号資産の俗称。ハイリスク・ハイリターン。
クジラ(くじら)
大量の暗号資産を保有する個人・機関のこと。売買が市場に大きな影響を与える。
繰越控除(くりこしこうじょ)
損失を翌年以降に繰り越して利益と相殺する制度。日本の暗号資産(雑所得)では現在認められていない。
クリプト(くりぷと)
暗号資産・暗号通貨の英語「Cryptocurrency」の略称。業界全体を指すこともある。
クロスチェーン(くろすちぇーん)
異なるブロックチェーン間でデータや資産をやり取りする技術や仕組みの総称。
クロスマージン(くろすまーじん)
口座全体の資金を証拠金として使用するマージン方式。ロスカットされにくいが全資金が危険にさらされる。

グ

グリッドトレード(ぐりっどとれーど)
一定の価格帯に等間隔で売買注文を並べるボット戦略。レンジ相場で利益を狙う。

ゲ

現物取引(げんぶつとりひき)
実際に暗号資産を購入・売却する通常の取引方式。レバレッジ取引(信用取引)の対義語。

コ

公開鍵(こうかいかぎ)
他者に公開できる暗号キー。ウォレットアドレスの生成に使用される。
コールドウォレット(こーるどうぉれっと)
インターネットに接続しないオフラインの財布。ハッキングリスクが低く、長期保管に向く。
国際送金(こくさいそうきん)
暗号資産を使った国境を越える送金。従来の銀行送金より速く、手数料が安い場合が多い。
コミュニティ(こみゅにてぃ)
プロジェクトを支えるユーザー・投資家・開発者の集団。Discord、Telegramで活動することが多い。
コレクション(これくしょん)
NFTのシリーズ作品群。同一コンセプトで制作された複数のNFTの集まり。Bored Ape等。
コンセンサスアルゴリズム(こんせんさすあるごりずむ)
ブロックチェーンネットワーク参加者が合意形成する仕組み。PoW・PoSが代表的。
コントラクトアドレス(こんとらくとあどれす)
スマートコントラクトがデプロイされたブロックチェーン上のアドレス。トークンの識別に使用。
コンパウンド(こんぱうんど)
得られた利息や報酬を再投資して複利効果を得ること。DeFiでの運用戦略の一つ。
コンプライアンス(こんぷらいあんす)
法規制を遵守すること。暗号資産取引所はAML/KYCなどの規制に準拠する必要がある。
コンポーザビリティ(こんぽーざびりてぃ)
DeFiプロトコル同士を自由に組み合わせて新しいサービスを構築できる特性。マネーレゴとも呼ばれる。

ゴ

合意形成(ごういけいせい)
ブロックチェーンネットワーク参加者が正しいブロックについて合意するプロセス。コンセンサスの日本語訳。

サ

サイドチェーン(さいどちぇーん)
メインチェーンと並行して動作する独立したブロックチェーン。Polygonのサイドチェーンなど。
サイファーパンク(さいふぁーぱんく)
暗号技術を使ってプライバシーと個人の自由を守ることを主張する運動・思想。ビットコイン誕生の土壌。
先物取引(さきものとりひき)
将来の特定の日に決められた価格で売買する契約。暗号資産では無期限先物(Perps)が主流。
下げ相場(さげそうば)
価格が継続的に下落している市場状態。ベアマーケットとも呼ばれる。
指値注文(さしねちゅうもん)
指定した価格になったら売買を行う注文方式。希望価格で取引できるが約定しない場合もある。
サトシ(さとし)
ビットコインの最小単位。1 BTC = 1億サトシ。ビットコイン創設者サトシ・ナカモトに由来。
サトシ・ナカモト(さとしなかもと)
ビットコインの考案者の仮名。2008年に論文を発表。正体は不明で、個人か集団かも分かっていない。
サポートライン(さぽーとらいん)
チャートで価格が下がりにくい水準(下値支持線)。買い注文が集まりやすい価格帯。
サンドイッチ攻撃(さんどいっちこうげき)
DEXでの大口取引を検知し、その前後に自分の取引を挟んで利益を得るMEV攻撃の一種。

ザ

雑所得(ざっしょとく)
日本の税法上、暗号資産の利益は雑所得に分類される。他の所得と合算して累進課税(最大55%)が適用。

シ

シーケンサー(しーけんさー)
L2ロールアップでトランザクションの順序を決定し、バッチにまとめる役割。中央集権化が課題。
シードフレーズ(しーどふれーず)
ウォレットのバックアップに使用する12〜24語の英単語リスト。紛失すると資産が永久に失われる。
シードラウンド(しーどらうんど)
プロジェクト初期段階の資金調達。VCやエンジェル投資家が低い評価額で参加する。
資金調達率(しきんちょうたつりつ)
Funding Rate。無期限先物で定期的に発生するロング/ショート間の手数料。現物価格との乖離を調整。
市場心理(しじょうしんり)
市場参加者全体の感情や態度。Fear & Greed Indexなどで数値化される。
シャーディング(しゃーでぃんぐ)
ブロックチェーンを複数の並列処理グループに分割してスケーラビリティを向上させる技術。
証拠金(しょうこきん)
レバレッジ取引を行う際に担保として預ける資金。証拠金維持率が下がるとロスカットされる。
証拠金維持率(しょうこきんいじりつ)
現在の証拠金が必要証拠金に対してどの程度あるかの比率。一定以下になるとロスカットが発動。
証拠金取引(しょうこきんとりひき)
証拠金を担保にレバレッジをかけて行う取引。現物取引の数倍の金額で売買が可能。
ショート(しょーと)
価格下落を予想して先に売り、後から安く買い戻す取引手法。空売りとも呼ばれる。
信用取引(しんようとりひき)
取引所から資金やコインを借りて行う取引。レバレッジ取引の一形態。

ジ

時価総額(じかそうがく)
暗号資産の現在価格 × 発行済み枚数。市場規模の指標として使われ、ランキングの基準になる。
実現損益(じつげんそんえき)
実際に売却して確定した利益や損失。確定申告の課税対象となる。含み益/含み損とは異なる。
自動売買(じどうばいばい)
プログラムやボットにより自動的に暗号資産の売買を行う仕組み。グリッドボットやDCAボットなど。
上場(じょうじょう)
暗号資産が取引所で取引可能になること。リスティングとも呼ばれ、大手取引所への上場で価格が急騰することがある。
上場廃止(じょうじょうはいし)
取引所が特定の暗号資産の取り扱いを停止すること。デリスティングとも呼ばれる。

ス

スイングトレード(すいんぐとれーど)
数日〜数週間の中期的な値動きを狙うトレード手法。デイトレードとホールドの中間。
スキャム(すきゃむ)
詐欺。暗号資産業界ではフィッシング、ラグプル、ポンジスキームなど様々な手口が存在する。
スキャルピング(すきゃるぴんぐ)
数秒〜数分の超短期で売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねるトレード手法。
スケーラビリティ(すけーらびりてぃ)
ブロックチェーンがトランザクション量の増大に対応できる能力。
スケーラビリティ・トリレンマ(すけーらびりてぃとりれんま)
分散性・セキュリティ・スケーラビリティの3要素を同時に達成できないというブロックチェーンの課題。
ステーキング(すてーきんぐ)
トークンをウォレットに保有・ロックして報酬を得る仕組み。銀行預金の利息に近い概念。
ステートチャネル(すてーとちゃねる)
2者間のトランザクションをオフチェーンで処理し、最終結果のみをチェーンに記録するL2技術。
ステーブルコイン(すてーぶるこいん)
価格を一定(通常は1ドル)に保つよう設計された暗号資産。USDT、USDC、DAIなど。
ストップリミット注文(すとっぷりみっとちゅうもん)
指定したトリガー価格に達すると指値注文が発動する注文方式。ストップロスとストップオーダーの組み合わせ。
ストップロス(すとっぷろす)
あらかじめ設定した価格まで下落した時に自動で売却する注文。損失を限定する手段。
スナップショット(すなっぷしょっと)
特定の時点でのブロックチェーンの状態を記録すること。エアドロップの対象者決定などに使用。
スパム攻撃(すぱむこうげき)
大量の小額トランザクションを送信してネットワークを混雑させる妨害行為。
スプレッド(すぷれっど)
売値(Ask)と買値(Bid)の差。実質的な取引コストとなる。販売所ではスプレッドが広い。
スマートコントラクト(すまーとこんとらくと)
ブロックチェーン上で自動実行されるプログラム。条件が満たされると自動的に処理が行われる。
スリッページ(すりっぺーじ)
注文価格と実際の約定価格のズレ。流動性が低いと大きくなりやすい。
スワップ(すわっぷ)
ある暗号資産を別の暗号資産と交換すること。DEXで広く行われる。

セ

セカンダリーマーケット(せかんだりーまーけっと)
初回販売後にNFTやトークンが二次的に売買される市場。OpenSeaなどのマーケットプレイス。
セキュリティ監査(せきゅりてぃかんさ)
スマートコントラクトの脆弱性を専門チームが調査すること。CertiK、OpenZeppelinなどが有名。
セルフカストディ(せるふかすとでぃ)
自分自身で秘密鍵を管理し、暗号資産を保管する方式。取引所に預けない安全な管理方法。
セルプレッシャー(せるぷれっしゃー)
大量の売り注文が出ている状態。価格下落の圧力となる。

ゼ

ゼロ知識証明(ぜろちしきしょうめい)
情報自体を明かさずに、その情報が正しいことを証明する暗号技術。プライバシーとスケーリングに活用。
全供給量(ぜんきょうきゅうりょう)
トークンの最大供給量。発行上限が決まっている場合はMax Supplyと同義。

ソ

相関関係(そうかんかんけい)
2つの資産の値動きの関連性。BTC-ETHは正の相関が高く、BTC-金は状況により変動する。
送金(そうきん)
ブロックチェーン上で暗号資産を別のアドレスに送ること。ネットワーク手数料が発生する。
相場(そうば)
市場における暗号資産の価格水準や値動きの状況。「相場が荒れる」などと使われる。
ソーシャルリカバリー(そーしゃるりかばりー)
信頼できる複数の人を指定してウォレットの復元を可能にする仕組み。アカウントアブストラクションで実現。
底(そこ)
チャートにおける価格の最低点。「底を打った」は下落トレンドの終了を示唆する。
ソフトキャップ(そふときゃっぷ)
トークンセールの最低目標調達額。この額に達しないとプロジェクトが中止・返金される場合がある。
ソフトフォーク(そふとふぉーく)
後方互換性を維持したブロックチェーンのアップグレード。旧ノードも動作し続ける。
損益通算(そんえきつうさん)
利益と損失を相殺して税金を計算すること。日本では暗号資産同士の損益通算は可能だが、他の所得との通算は不可。
損切り(そんぎり)
損失が拡大する前に意図的に売却すること。ストップロスとも呼ばれる。

タ

耐検閲性(たいけんえつせい)
第三者がトランザクションを検閲・ブロックできない性質。ブロックチェーンの重要な特徴の一つ。
タイムロック(たいむろっく)
一定期間が経過するまでトークンの移動を制限する仕組み。チームトークンのベスティングに使用。
高値(たかね)
一定期間内の最高価格。ローソク足の上ヒゲの先端が示す。「高値更新」は上昇トレンドのサイン。
建玉(たてぎょく)
未決済のポジション(オープンインタレスト)。市場の建玉が多いほど活発に取引されていることを示す。
短期売買(たんきばいばい)
数分〜数日の短い期間で売買益を狙うトレード。デイトレード、スキャルピングなどが含まれる。
担保(たんぽ)
DeFiでの借入や、レバレッジ取引で必要な預入資産。過剰担保(Over-collateralization)が一般的。
担保率(たんぽりつ)
担保の価値が借入額に対してどの程度あるかの比率。一定以下になると清算(リキデーション)される。

ダ

ダークプール(だーくぷーる)
注文が公開されない非公開の取引市場。大口取引を価格に影響を与えずに行える。
ダイバージェンス(だいばーじぇんす)
価格とRSI等のテクニカル指標が逆方向に動く現象。トレンド転換のシグナルとされる。
ダブルスペンド(だぶるすぺんど)
同じ暗号資産を二重に使用する不正行為。ブロックチェーンの合意アルゴリズムがこれを防止する。

チ

チェーンリンク(ちぇーんりんく)
最大手の分散型オラクルネットワーク。外部データをスマートコントラクトに安全に提供する。
チャート分析(ちゃーとぶんせき)
過去の価格推移パターンから今後の値動きを予測する手法。テクニカル分析とも呼ばれる。
長期保有(ちょうきほゆう)
暗号資産を数ヶ月〜数年にわたって保有し続ける投資戦略。HODLの日本語表現。

ツ

通貨ペア(つうかぺあ)
取引所で売買される2つの通貨の組み合わせ。BTC/JPY、ETH/USDTなど。

テ

テイクプロフィット(ていくぷろふぃっと)
あらかじめ設定した価格まで上昇した時に自動で売却する注文。利益確定に使われる。
ティッカーシンボル(てぃっかーしんぼる)
暗号資産を識別する短い略称。BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、SOL(ソラナ)など。
テクニカル分析(てくにかるぶんせき)
チャートのパターン・指標(RSI、MACD等)を使って将来の値動きを予測する手法。
テストネット(てすとねっと)
本番と同じ環境で無料でテストできるブロックチェーンネットワーク。開発者向け。
天井(てんじょう)
チャートにおける価格の最高点。「天井を打った」は上昇トレンドの終了を示唆する。

デ

データ可用性(でーたかようせい)
ブロックチェーンのデータがネットワーク参加者全員に利用可能であることの保証。DAレイヤーが注目。
デカップリング(でかっぷりんぐ)
暗号資産がビットコインや株式市場から独立した値動きをすること。相関の低下を意味する。
出来高(できだか)
一定期間内に取引された暗号資産の数量。市場の活発さを示す指標。
デジタル署名(でじたるしょめい)
秘密鍵を使ってトランザクションの正当性を証明する暗号技術。改ざん防止と本人確認に使われる。
デッドキャットバウンス(でっどきゃっとばうんす)
急落後に一時的に小さく反発する現象。本格的な回復ではなく、さらに下落することが多い。
デフレトークン(でふれとーくん)
バーン(焼却)により供給量が減少し続けるよう設計されたトークン。BNBなど。
デペッグ(でぺっぐ)
ステーブルコインが目標価格(通常1ドル)から乖離すること。TerraUSD(UST)のデペッグ事件が有名。
デリゲート(でりげーと)
dPoSにおいて、トークン保有者が自分の投票権を代表者に委任すること。
デリバティブ(でりばてぃぶ)
暗号資産を原資産とする先物・オプション・永久先物などの金融派生商品。

ト

投機(とうき)
短期的な価格変動を利用して利益を得る行為。長期的な資産価値に基づく「投資」と対比される。
トークノミクス(とーくのみくす)
トークンの経済設計。発行上限・配分・バーン計画などトークンの価値に関する仕組み全体。
トークン(とーくん)
既存のブロックチェーン上で発行されるデジタル資産。独自チェーンを持つコインと区別される。
トークンゲート(とーくんげーと)
特定のNFTやトークンを保有していないとアクセスできないコンテンツやコミュニティの仕組み。
トークンセール(とーくんせーる)
プロジェクトがトークンを販売して資金を調達するイベント。ICO、IDO、IEOなどの形態がある。
トランザクション(とらんざくしょん)
ブロックチェーン上の取引記録。送金・スマートコントラクトの実行などが含まれる。
トランザクションフィー(とらんざくしょんふぃー)
ブロックチェーン上で取引を行う際に支払う手数料。マイナー/バリデーターの報酬となる。
取引所(とりひきじょ)
暗号資産を売買するプラットフォーム。中央集権型(CEX)と分散型(DEX)がある。
取引手数料(とりひきてすうりょう)
暗号資産を売買する際に取引所に支払う手数料。Maker/Takerで料率が異なることが多い。
トレーディングペア(とれーでぃんぐぺあ)
取引所で売買可能な2つの暗号資産の組み合わせ。BTC/USDT、ETH/BTCなど。
トレジャリー(とれじゃりー)
DAOやプロトコルが管理する共有資金。ガバナンス投票により使途が決定される。
トレンド(とれんど)
価格が一定方向に動き続ける傾向。上昇トレンド・下降トレンド・横ばいの3種類がある。
トレンドライン(とれんどらいん)
チャート上で価格の方向性を示す直線。上昇トレンドでは安値同士、下降トレンドでは高値同士を結ぶ。

ド

ドミナンス(どみなんす)
特定の暗号資産が市場全体に占める時価総額の割合。BTC Dominanceが最も注目される。

ナ

ナラティブ(ならてぃぶ)
市場で注目されるテーマや物語。AI、RWA、DePINなどのナラティブが価格を動かすことがある。
成行注文(なりゆきちゅうもん)
現在の市場価格で即座に売買する注文方式。確実に約定するが価格は選べない。
ナンス(なんす)
Number used once。マイニングでハッシュ値を求める際に使い捨てで使われる値。

ニ

握力(にぎりりょく)
暗号資産を売らずに保有し続ける忍耐力を表すスラング。「握力が強い」は長期ホルダーの意味。
二重支払い(にじゅうしはらい)
同じ暗号資産を二度使おうとする不正行為。ブロックチェーンの合意メカニズムがこれを防止する。
二段階認証(にだんかいにんしょう)
パスワードに加えてSMSやアプリのコードを使う本人確認方法。取引所のセキュリティに必須。
入金(にゅうきん)
取引所口座に法定通貨や暗号資産を送ること。入金方法により反映時間が異なる。

ネ

ネットワーク効果(ねっとわーくこうか)
利用者が増えるほどネットワークの価値が高まる現象。ビットコインやイーサリアムの強みの一つ。
ネットワーク手数料(ねっとわーくてすうりょう)
ブロックチェーン上でトランザクションを処理する際にかかる手数料。ガス代とも呼ばれる。
値幅制限(ねはばせいげん)
1日の価格変動幅を制限する仕組み。日本の暗号資産先物には適用されるケースがある。
年利(ねんり)
1年間の利回り。DeFiのステーキングやレンディングの報酬率を表す際に使われる。

ノ

ノーコイナー(のーこいなー)
暗号資産を一切保有していない人。暗号資産に懐疑的な人を指すこともある。
ノード(のーど)
ブロックチェーンネットワークに参加するコンピューター。トランザクションの検証や中継を行う。
ノンカストディアル(のんかすとでぃある)
ユーザー自身が秘密鍵を管理するサービス形態。MetaMask等のセルフカストディウォレットが該当。

ハ

ハードウェアウォレット(はーどうぇあうぉれっと)
秘密鍵をオフラインで保管する物理デバイス。Ledger、Trezorが有名。
ハードキャップ(はーどきゃっぷ)
トークンセールの最大調達額。この金額に達すると募集が終了する。
ハードフォーク(はーどふぉーく)
ブロックチェーンの互換性のないアップデート。旧チェーンと新チェーンに分裂する。BCHの誕生が代表例。
ハッキング(はっきんぐ)
取引所やDeFiプロトコルの脆弱性を突いて不正に資産を奪う行為。Mt.Gox事件やRonin Bridge事件が有名。
ハッシュ(はっしゅ)
任意のデータを固定長の文字列に変換したもの。ブロックチェーンのデータ整合性検証に使われる。
ハッシュレート(はっしゅれーと)
マイニングネットワーク全体の計算処理能力。高いほどネットワークが安全とされる。
半減期(はんげんき)
ビットコインのマイニング報酬が半分になるイベント。約4年ごとに発生し、供給量減少で価格上昇が期待される。
販売所(はんばいじょ)
取引所が相手方となって暗号資産を売買する方式。操作は簡単だがスプレッドが広い。

バ

バーン(ばーん)
トークンを永久に流通から除去すること。供給量を減らしデフレ圧力をかける目的で行われる。
バイナンス(ばいなんす)
世界最大級の暗号資産取引所。BNB Chain(旧BSC)も運営。多くのアルトコインを上場。
バイバック(ばいばっく)
プロジェクトが市場から自社トークンを買い戻すこと。供給量の削減やトークン価格のサポートが目的。
バウンティ(ばうんてぃ)
バグ報告やプロモーション活動に対して支払われる報酬。バグバウンティプログラムは脆弱性の発見に報酬を出す。
バックテスト(ばっくてすと)
過去の市場データを使ってトレード戦略の有効性を検証すること。自動売買の開発で重要。
バブル(ばぶる)
資産価格が実態価値を大幅に上回る状態。2017年のICOバブル、2021年のNFTバブルなど。
バリデーター(ばりでーたー)
PoSチェーンでトランザクションを検証し、ブロックを生成する参加者。ステーキングが必要。
バリュエーション(ばりゅえーしょん)
プロジェクトやトークンの評価額。FDV(完全希薄化後時価総額)が指標として使われる。

パ

パーミッションレス(ぱーみっしょんれす)
誰でも許可なく参加・利用できる性質。パブリックブロックチェーンの基本的な特徴。
パニック売り(ぱにっくうり)
恐怖や不安から投資家が一斉に売却する現象。急激な価格下落を引き起こす。
パブリックセール(ぱぶりっくせーる)
一般参加者向けのトークン販売イベント。シードラウンドやプライベートセールの後に実施される。
パブリックチェーン(ぱぶりっくちぇーん)
誰でも参加できるオープンなブロックチェーン。ビットコイン、イーサリアムなど。プライベートチェーンの対義語。
パンプ(ぱんぷ)
価格が急激に上昇すること。「パンプ&ダンプ」は意図的に価格を吊り上げて売り抜ける詐欺行為。

ヒ

秘密鍵(ひみつかぎ)
ウォレットへのアクセスに必要な暗号キー。絶対に他人に教えてはいけない。

ビ

ビザンチン障害耐性(びざんちんしょうがいたいせい)
ネットワーク参加者の一部が不正を行っても正しく合意できるシステムの性質。BFTとも呼ばれる。

フ

ファーミング(ふぁーみんぐ)
DeFiで流動性を提供してトークン報酬を得る活動の総称。イールドファーミングの略。
ファイナリティ(ふぁいなりてぃ)
トランザクションが確定し、覆せない状態。PoSは比較的早く達成されるが、PoWは確率的。
ファンダメンタル分析(ふぁんだめんたるぶんせき)
プロジェクトの技術力・チーム・提携先・トークノミクスなどを分析して投資価値を判断する手法。
フィアット(ふぃあっと)
法定通貨のこと。円・ドル・ユーロなどの国家が発行する通貨。
フィッシング(ふぃっしんぐ)
偽サイトや偽メールで秘密鍵やログイン情報を騙し取る詐欺手法。暗号資産では最も多い被害。
フィボナッチリトレースメント(ふぃぼなっちりとれーすめんと)
フィボナッチ数列に基づく23.6%・38.2%・61.8%等の比率で価格の反転ポイントを予測するテクニカル指標。
フォーク(ふぉーく)
ブロックチェーンが分岐すること。ソフトフォーク(後方互換あり)とハードフォーク(後方互換なし)がある。
含み益(ふくみえき)
保有中の暗号資産の評価額が購入価格を上回っている状態の未確定利益。売却するまで確定しない。
含み損(ふくみぞん)
保有中の暗号資産の評価額が購入価格を下回っている状態の未確定損失。売却するまで確定しない。
複利(ふくり)
利息に利息がつく仕組み。DeFiでは報酬を再投資(コンパウンド)して複利効果を得る戦略が一般的。
フラッシュクラッシュ(ふらっしゅくらっしゅ)
数分から数秒で価格が急激に暴落する現象。流動性の低い市場で発生しやすい。
フラッシュローン(ふらっしゅろーん)
DeFiで1つのトランザクション内で借入と返済を完結させる無担保ローン。アービトラージなどに利用。
フルノード(ふるのーど)
ブロックチェーンの全履歴データを保持し、独立してトランザクションを検証するノード。

ブ

ブリッジ(ぶりっじ)
異なるブロックチェーン間で資産を移動する仕組み。クロスチェーンブリッジとも呼ばれる。
ブル(ぶる)
強気の投資家・市場のこと。価格上昇を予想する姿勢。雄牛が角を上に突き上げる姿に由来。
ブルートラップ(ぶるーとらっぷ)
価格が一時的に上昇して買いシグナルに見えるが、実際にはさらに下落するパターン。
ブルマーケット(ぶるまーけっと)
価格が継続的に上昇している強気相場。楽観的な市場心理が支配的な期間。
ブロック(ぶろっく)
ブロックチェーンを構成する単位。一定数のトランザクションをまとめて記録したデータ。
ブロックエクスプローラー(ぶろっくえくすぷろーらー)
ブロックチェーンのトランザクションやアドレスを検索・閲覧できるWebツール。Etherscan等。
ブロックチェーン(ぶろっくちぇーん)
データをブロックに記録し、鎖状につないで管理する分散型台帳技術。改ざんが極めて困難。
ブロック報酬(ぶろっくほうしゅう)
新しいブロックを生成したマイナー/バリデーターに与えられる暗号資産の報酬。
分散型(ぶんさんがた)
特定の中央管理者が存在しない仕組み。ブロックチェーンはこの特性を活用している。
分散型ID(ぶんさんがたあいでぃー)
ブロックチェーンで管理される自己主権型のデジタルID。DIDとも呼ばれる。企業や政府に依存しない身分証明。
分散投資(ぶんさんとうし)
複数の暗号資産に資金を分けて投資すること。リスク軽減の基本戦略。ポートフォリオの多様化。

プ

プライスインパクト(ぷらいすいんぱくと)
大きな注文が市場価格に与える影響。流動性が低いトークンほどプライスインパクトが大きい。
プライベートセール(ぷらいべーとせーる)
限られたVC・投資家向けのトークン販売。パブリックセールより安い価格で購入できることが多い。
プレセール(ぷれせーる)
正式な公開販売前にトークンを先行販売すること。早期参加者は割引価格で購入できる場合が多い。
プロトコル(ぷろとこる)
ブロックチェーンやDeFiサービスの基盤となるルール・仕組みの体系。Uniswapプロトコルなど。

ヘ

ヘッジ(へっじ)
リスクを軽減するために反対方向のポジションを取ること。先物のショートで現物保有のリスクを軽減する等。

ベ

ベア(べあ)
弱気の投資家・市場のこと。価格下落を予想する姿勢。熊が前足を振り下ろす姿に由来。
ベアトラップ(べあとらっぷ)
価格が一時的に下落して売りシグナルに見えるが、実際にはその後上昇するパターン。
ベアマーケット(べあまーけっと)
価格が継続的に下落している弱気相場。悲観的な市場心理が支配的な期間。
ベスティング(べすてぃんぐ)
トークンを一定期間をかけて段階的にアンロック(付与)する仕組み。チームやVCの即売り防止目的。

ペ

ペーパーウォレット(ぺーぱーうぉれっと)
秘密鍵やアドレスを紙に印刷して保管する方式。ハッキングには強いが物理的な紛失リスクがある。
ペッグ(ぺっぐ)
特定の資産(ドルなど)と価格を連動させること。ステーブルコインの基本的な仕組み。

ホ

報酬(ほうしゅう)
ステーキングやマイニングの対価として得られるトークン。ブロック報酬やトランザクション手数料が含まれる。
ホットウォレット(ほっとうぉれっと)
インターネットに接続している状態のウォレット。取引所ウォレットや多くのソフトウェアウォレットが該当。
ホワイトペーパー(ほわいとぺーぱー)
プロジェクトの技術・目的・トークン設計を説明する公式文書。投資判断の重要な資料。

ボ

ボット(ぼっと)
自動で取引を行うプログラム。アービトラージボット、グリッドボットなど様々な種類がある。
ボラティリティ(ぼらてぃりてぃ)
価格変動の激しさ。暗号資産は株式に比べてボラティリティが高い。
ボリンジャーバンド(ぼりんじゃーばんど)
移動平均線と標準偏差を使ったテクニカル指標。バンドの幅でボラティリティを、位置で買われすぎ・売られすぎを判断。

ポ

ポートフォリオ(ぽーとふぉりお)
保有する暗号資産の構成・配分。BTC、ETH、ステーブルコインなどの組み合わせ。
ポジション(ぽじしょん)
保有中の取引状態。ロング(買い)ポジションとショート(売り)ポジションがある。
ポンジスキーム(ぽんじすきーむ)
新規参加者の資金で既存参加者への配当を支払う詐欺スキーム。高利回りを謳うプロジェクトに注意。

マ

マーケットキャップ(まーけっときゃっぷ)
時価総額。現在価格 × 発行済み枚数で算出される。市場規模の指標として使われる。
マーケットサイクル(まーけっとさいくる)
暗号資産市場の周期的な変動パターン。蓄積→上昇→過熱→下落の4段階で繰り返される。
マーケットメイカー(まーけっとめいかー)
取引所に流動性を提供するために常に売り・買い両方の注文を出す参加者。スプレッドが収益源。
マージンコール(まーじんこーる)
レバレッジ取引で証拠金維持率が一定以下になった際に追加入金を求められる通知。追証とも呼ばれる。
マイニング(まいにんぐ)
コンピューターで複雑な計算を行い、ブロックを生成してビットコインなどの報酬を得る作業。
マイニング難易度(まいにんぐなんいど)
ブロック生成に必要な計算の困難さ。ネットワーク全体のハッシュレートに応じて自動調整される。
マイニングプール(まいにんぐぷーる)
複数のマイナーが計算能力を共有してブロック生成の確率を高め、報酬を分配する仕組み。
マイニングリグ(まいにんぐりぐ)
マイニング専用に組まれたコンピューター。複数のGPUやASICで構成される。
マキシマリスト(まきしまりすと)
特定の暗号資産(特にビットコイン)が最も優れていると信じ、他を否定する立場の人。ビットコインマキシ。
マスアダプション(ますあだぷしょん)
暗号資産やブロックチェーンが一般大衆に広く普及すること。業界の究極的な目標の一つ。
マスターノード(ますたーのーど)
通常のノードより高い要件(大量のトークン保有等)が求められるが、追加報酬を得られるノード。
マネーロンダリング(まねーろんだりんぐ)
違法に得た資金を正当な資金に見せかける行為。暗号資産を利用した手口が問題視されている。
マルチシグ(まるちしぐ)
複数の秘密鍵による署名を必要とする仕組み。セキュリティ向上や共同管理に利用される。
マルチチェーン(まるちちぇーん)
複数のブロックチェーンに対応していること。DeFiプロトコルやウォレットが複数チェーンで利用可能。

ミ

ミームコイン(みーむこいん)
ネットミームや流行を基にしたユーモア要素の強い暗号資産。DOGE、SHIBが代表例。
ミキサー(みきさー)
トランザクションの追跡を困難にするサービス。複数の取引を混ぜて送金元と送金先の紐付けを断つ。
未実現損益(みじつげんそんえき)
保有中の暗号資産の現在評価額と購入額の差。売却するまで確定しない利益または損失。
ミント(みんと)
新しいトークンやNFTを生成(発行)すること。

ム

ムーンショット(むーんしょっと)
価格が急騰する(月まで届く)ことへの期待を表すスラング。「To the moon」と同義。
無期限先物(むきげんさきもの)
満期日のない先物契約。Funding Rateで現物価格との乖離を調整する。暗号資産市場で最も取引量が多い。

メ

メイカー(めいかー)
板に注文を出して流動性を作る参加者。テイカーより手数料が安い場合が多い。
銘柄(めいがら)
取引対象となる個々の暗号資産のこと。「注目銘柄」「新規上場銘柄」などと使われる。
メインネット(めいんねっと)
本番稼働しているブロックチェーンネットワーク。テストネットの対義語。
メタバース(めたばーす)
ブロックチェーンやVR技術で構築される仮想空間。Decentraland、The Sandboxなど。
メタマスク(めたますく)
最も広く利用されているイーサリアム系のブラウザ拡張ウォレット。DeFiやNFTの利用に必須。
メンプール(めんぷーる)
ブロックに取り込まれる前のトランザクションが待機するメモリ領域。ガス代が高い順に処理される。

モ

モジュラーブロックチェーン(もじゅらーぶろっくちぇーん)
実行・合意・データ可用性などの機能を別々のレイヤーに分離したブロックチェーン設計。Celestiaが代表例。
戻り売り(もどりうり)
下降トレンド中の一時的な価格上昇時に売却すること。押し目買いの対義概念。
モバイルウォレット(もばいるうぉれっと)
スマートフォンアプリで暗号資産を管理するウォレット。日常的な少額取引に便利。

ヤ

約定(やくじょう)
注文が成立して売買が完了すること。指値注文は約定しない場合もある。
安値(やすね)
一定期間内の最低価格。ローソク足の下ヒゲの先端が示す。「安値更新」は下落トレンドのサイン。

ユ

ユースケース(ゆーすけーす)
暗号資産やブロックチェーンの具体的な活用事例。決済、DeFi、NFT、サプライチェーン管理など。
ユーティリティトークン(ゆーてぃりてぃとーくん)
特定のサービスやプラットフォーム内で機能・権利を提供するトークン。セキュリティトークンの対義語。

ヨ

陽線(ようせん)
ローソク足チャートで終値が始値より高い(上昇した)足。通常は緑や白で表示される。
養分(ようぶん)
高値掴みや詐欺に遭い損失を出す投資家を揶揄するスラング。
予測市場(よそくしじょう)
将来のイベントの結果に賭けることができる市場。Polymarketなどブロックチェーン上で実装されている。
寄り付き(よりつき)
取引開始時の最初の約定価格。ローソク足の始値にあたる。ギャップアップ/ダウンの判断に使われる。

ラ

ライトニングネットワーク(らいとにんぐねっとわーく)
ビットコインのL2ソリューション。ペイメントチャネルで少額決済を高速・低手数料で実現。
ラグプル(らぐぷる)
プロジェクト開発者が資金を集めた後に突然逃げる詐欺的行為。DeFiで多発している。
ラップドトークン(らっぷどとーくん)
他チェーンの資産を1:1で裏付けたトークン。WBTC(Wrapped Bitcoin)がイーサリアム上のBTC代替。

リ

リーエントランシー攻撃(りーえんとらんしーこうげき)
スマートコントラクトの関数を再帰的に呼び出して不正に資金を引き出す攻撃。The DAO事件が有名。
利確(りかく)
利益が出ている状態で売却して利益を確定させること。テイクプロフィットとも呼ばれる。
リキッドステーキング(りきっどすてーきんぐ)
ステーキング中の資産を代替トークン(stETHなど)として流動的に使える仕組み。
リキデーション(りきでーしょん)
レバレッジ取引で証拠金が不足した際にポジションが強制的に清算されること。ロスカットと同義。
リスクマネジメント(りすくまねじめんと)
投資における損失リスクを管理・軽減する手法。ストップロスの設定やポジションサイズの調整など。
リスクリワード比(りすくりわーどひ)
想定損失と想定利益の比率。1:3なら損失1に対して利益3を狙う。トレード判断の重要指標。
リステーキング(りすてーきんぐ)
ステーキング済みの資産を別のプロトコルで再度ステーキングして追加報酬を得る仕組み。EigenLayerが代表例。
リバランス(りばらんす)
ポートフォリオの資産配分比率を当初の目標に戻すこと。定期的に行うことでリスク管理する。
リプレイ攻撃(りぷれいこうげき)
ハードフォーク後に一方のチェーンのトランザクションを他方で再送信する攻撃。リプレイプロテクションで対策。
利回り(りまわり)
投資額に対する収益の割合。DeFiではAPR(単利)やAPY(複利)で表される。
流動性(りゅうどうせい)
資産を素早く売買できる度合い。流動性が高いほどスプレッドが小さく、大口取引でも価格への影響が少ない。
流動性プール(りゅうどうせいぷーる)
DEXの取引を支えるために資金を預けておく仕組み。流動性提供者は手数料収入を得られる。
流動性マイニング(りゅうどうせいまいにんぐ)
DEXに流動性を提供する対価として、プロトコルのガバナンストークンを報酬として受け取る仕組み。
両建て(りょうだて)
同じ暗号資産でロング(買い)とショート(売り)のポジションを同時に保有するヘッジ手法。
リワード(りわーど)
ステーキングやマイニング、バグバウンティなどで得られる報酬の英語表現。

ル

ルーン(るーん)
Runes Protocol。ビットコイン上で代替性トークンを効率的に発行・管理するプロトコル。BRC-20の改良版。

レ

レイヤー0(れいやー0)
異なるブロックチェーン間の通信インフラ層。Cosmos(IBC)、Polkadotなど。
レイヤー1(れいやー1)
ビットコイン・イーサリアムなど基盤となるブロックチェーン本体のこと。
レイヤー2(れいやー2)
レイヤー1の上に構築された処理効率化のための拡張ソリューション。Polygon、Arbitrumなど。
レジスタンスライン(れじすたんすらいん)
チャートで価格が上がりにくい水準(上値抵抗線)。売り注文が集まりやすい価格帯。
レバレッジ(ればれっじ)
証拠金の数倍の金額で取引すること。利益も損失も倍増するハイリスク手法。
連鎖清算(れんさせいさん)
大量のロスカットが連続して発生し、価格の急落が加速する現象。レバレッジ市場のリスク。
レンディング(れんでぃんぐ)
暗号資産を貸し出して利息収入を得るサービス。DeFiやCEXで提供されている。

ロ

ローソク足(ろーそくあし)
始値・高値・安値・終値を1本のローソク形で表すチャート形式。暗号資産のテクニカル分析の基本。
ロードマップ(ろーどまっぷ)
プロジェクトの開発計画や今後のマイルストーンを示した工程表。投資判断の参考資料。
ロールアップ(ろーるあっぷ)
複数のトランザクションをまとめてL1に記録するL2スケーリング技術。Optimistic型とzk型がある。
ローンチ(ろーんち)
プロジェクトやトークンの正式公開・リリースのこと。メインネットローンチなどと使われる。
ローンチパッド(ろーんちぱっど)
新規プロジェクトのトークン販売を支援するプラットフォーム。取引所が運営するものが多い。
ロスカット(ろすかっと)
レバレッジ取引で一定の損失が発生した際、取引所が強制的にポジションを清算すること。
ロック(ろっく)
一定期間、トークンをスマートコントラクトに預けて引き出せない状態にすること。
ロックアップ(ろっくあっぷ)
トークンを一定期間売却できないよう制限すること。チームトークンや初期投資家に適用される。
ロング(ろんぐ)
価格上昇を予想して購入する取引手法。買いポジションとも呼ばれる。

ワ

ワオ(わお)
Dogecoinコミュニティで使われるスラング。柴犬のミーム「Such wow」に由来する感嘆表現。
割高(わりだか)
暗号資産の現在価格がファンダメンタルや過去の水準と比較して高いと判断される状態。
割安(わりやす)
暗号資産の現在価格がファンダメンタルや過去の水準と比較して低いと判断される状態。
ワンチャン(わんちゃん)
暗号資産界隈で「ひょっとしたら大きく上がるかも」という期待を表すスラング。